ヤクシカ石鹸
本業はガイドのはずですが、ヤクシカ石鹸の製作・販売中!!
ネットショップ(いつか作る予定)
屋久島内での委託販売店(各店名をクリックすると、HPやインスタにリンクします)
ヤクニク屋……ヤクシカ肉販売店。稀に本人がアルバイトをしている
HONU ……屋久杉や夜光貝製品の製作販売、その他雑貨等。ハワイ風
ガラモスタ……手作りTシャツと木工細工の製作販売、お土産や雑貨等
ル・ガジュマル……お土産物屋さん。個人作家による雑貨やアクセサリーが多いセレクトショップ
シェリーココ……お土産物屋さん。アクセサリーから食べ物まで揃う可愛い系セレクトショップ
プラーナカフェgecko……朝からオープンしている、自家焙煎コーヒーと手作りドリンクのカフェ
何故か奄美大島でも販売中!(店名をクリックすると、HPやインスタにリンクします)
やどんカフェいちのいち……地産地消なカフェメニューと焼き菓子のお店。ニワトリに会える。
どんな石鹸?
原材料:ヤクシカ油、オリーブオイル、ココナッツオイル、屋久島の天然水、水酸化ナトリウム、蜜蝋、地杉のアロマオイル
ヤクシカ油やその他屋久島産の材料を取り入れた、CP製法(コールドプロセス製法)の手作りせっけんです。
環境に負荷の少ない原料で出来ています。
毒性があまりにも無さすぎ、野ネズミに在庫を全て食べられた事があります。
※この石鹸は、薬事法上「雑貨」扱いの商品となっております。薬事法上、化粧品 医薬品 医薬部外品 のいずれにも該当致しません。ご使用に関しては、個人の責任の元お願い致します。
石鹸を作った経緯
私は過去ちょっぴり狩猟をしていた事があったり、たまにヤクニク屋(ヤクシカ解体・精肉所)でアルバイトをしています。
その経験の中で気になったのが、商業ベースでジビエ肉へと加工する時の廃棄部位の多さ!
皮・骨・内蔵・脂肪、様々な部位が何にも利用される事無く廃棄されていきます。
生き物を獲ったのならば、出来るだけ全ての部位が利用されるべき、されて欲しいと思ったわけです。
そこで、私の知識や経験で実現可能な脂を使った石鹸の開発に取り組み、完成したのがヤクシカ石鹸です。
まだまだ解体時に出る脂の総量からすると微々たる量しか活用できていませんが、今後も作り続けていこうと思っています。
もちろん骨や皮等、他の部位も廃棄を減らすべく、解体所の社員さんが日々試行錯誤しています。
食べて生きる事にはこんな側面もあるのだと、意識の片隅に置かせて貰えれば嬉しいです。
なぜヤクシカ脂から石鹸なのか
石鹸は、油脂とアルカリ性の物質を化学反応させて作ります。
油脂の種類によって反応速度やアルカリ性物質の必要量等が変わりますが、基本的には油脂なら何でもOKです。
つまりヤクシカの脂でもOKじゃん! という訳で開発に取り組みました。
動物性の脂を使った石鹸を見たことの無い人もいるかもしれません。
しかし歴史を紐解いてみると、石鹸の始まりは焼いている羊の脂が下の灰に落ちて出来た物だそうです。
古代では石鹸の主成分は動物性の油脂であり、植物油が大量生産出来るようになるにつれ、現在のような植物性油を主成分とした石鹸が多くなってきたようです。
ヤクシカ石鹸は古代の流れを汲む石鹸なのかもしれません。
現代でも、牛脂や乳脂、ラード、馬油等の動物性油脂が使われた石鹸が様々な企業から販売されています。