お子様との屋久島旅行

 

子供と屋久島旅行に来たときは、何歳からどんな事が出来るのか、どんな体験が楽しめるのか、まとめてみました。

お子様と一緒の屋久島旅行を考えている方は、是非参考にしてください!

 ただし、大人も子供も人それぞれ、体力やアウトドア活動への適応力が違います。

あくまで一意見としてご参考にしていただき、自分や子供の体力・経験に合わせて計画していただければと思います。

 

 

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・生まれたて〜オムツが取れるまで(乳児)

 

里の観光や、海辺で水遊び、砂遊びなどが可能です。子供のペースに合わせて、ゆっくり観光するのがおすすめです。

屋久島といえば屋久杉や奥岳といった大自然へ行くイメージですが、里も自然豊かです。

大きなガジュマルや迫力のある滝、綺麗な海の景色等はドライブで充分見に行けます。

南国の雰囲気漂う集落をお散歩するのもおすすめです。

 

屋久島ではオムツ交換台や授乳室などは中々見つかりませんので、オムツ換えシートや授乳ポンチョ等をしっかり用意しておきましょう。

また、赤ちゃん用品は小瀬田(空港周辺の地域。大きいドラッグストアがあります。)以外では手に入れにくいため、必要な物は来島初日に全て購入しておくとスムーズに遊べます。

 

大人が体力・経験共に豊富で、子供を背負ったまま登山道を歩けるのなら、ヤクスギランド・白谷雲水峡の半日コース、人によってはそれ以上の山にも行けます。

 

MOSSYでは、観光、川辺りや海辺でのピクニック、大人次第で森歩きも可能です。

この時期の子供は、自然の中に入ると沢山の初めての経験をすることになるでしょう。

森ならば土の感触や木漏れ日の光、独特の匂い等。水辺ならば水面のうねりや意外な冷たさ、キラキラと反射する太陽等…。

お子様がじっくりと自然に触れられるよう、ご案内します。

詳しくはお問い合わせください。

 

 

 

・3歳〜小学校入学頃まで(幼児)

 

体力が付いてきて、自分で歩きたい子が多い年頃です。

森歩きがおすすめですが、普段自然の中を歩き慣れていない場合は半日コースをのんびり1日かけて歩く計画が良いでしょう。

なおかつ子供が疲れたら大人が背負う覚悟と体力が必要です。

1日かかるコースはその子次第です。

子供は自然の中で遊ぶ天才です。大人のペースで目的地に向かってズンズン歩くよりも、その時々の興味を大切にして森をじっくり楽しんで貰いたいところです。

 

夏なら水遊びが最高です。

ただ、屋久島の海や川は水深が深いので注意が必要です。

夏場の海水浴場なら監視員が詰めていますので、安全に泳げます。しかし、屋久島は海水浴場でもすぐ足がつかない程の深い水深になったりしますので、そのつもりで挑みましょう。

足を水に浸けるぐらいの水遊びなら、島中の色々な川や海で可能です。水の透明度が高いので、魚も見つかると思います。

川は増水や急な流れ・海は波に気をつける必要があります。水辺に詳しい人がいない場合は、ツアー参加をおすすめします。

また、カヤックは3歳から、シュノーケルは5歳から参加可能なツアー会社があるようです(2022年調べ)。

水上を滑るように進むカヤックや、沢山の魚に出会えるシュノーケルは、幼少期の忘れられない思い出になるでしょう。

 

MOSSYでは、白谷雲水峡・ヤクスギランド・西部林道の半日コース(状況しだいで1日コースへの変更や、半日コースを1日かけるなど可能)、生き物観察や水遊びを含めたピクニック等が可能です。

観光しながら、少しだけ森を歩くことも可能です。

詳しくはお問い合わせください。

 

 

・小学校低学年

 

出来ることが一気に増えます。大人より元気な子供も多くなってきますね。

森・山に関しては、運動が好きな子供なら公園のアスレチック気分で登山道をぐいぐいと登って行くでしょう。

白谷雲水峡の太鼓岩やヤクスギランドの1日コース、蛇の口滝、モッチョム岳、黒味岳等に挑戦しても良いかもしれません。

山頂に着いたときの達成感は、一生の思い出になるかもしれません。

 

縄文杉はオススメできません。

このコースはアスレチック気分で歩ける登山道は少なめで、単調な木道を長時間歩きます。そのため、飽きてしまう子が多いと思います。

また、縄文杉を目指すなら、朝4時前には起きて、10時間程登山道を歩き、夕方6時ぐらいに宿に戻ることになります。

この日程は、体力・集中力共に子供には苦行になってしまいます。修行ではなく、苦行です。

人により、大人でも苦行な場合もあります。

 

水遊びは、ダイビング以外のほとんど全てのアクティビティが出来るようになります。(体験ダイビングは8歳から、ダイビングライセンス取得は10歳からという団体が多いです。)

屋久島には、シュノーケル・カヤック・SUP・沢登りなどのツアーを催行している会社が多数あります。

もちろん、自分で泳ぎに行ってもOK!基本は海水浴場で。海水浴場でも、岩場の方には沢山の魚が生息しています。

川については、経験豊富な大人がいない場合はツアー参加をおすすめします。

経験豊富な人がいる場合も、本土の川よりも急激に増水しますので、油断は禁物です。

 

 

MOSSYでは、宮之浦岳と縄文杉以外の各種ツアーが可能です。

また、ロープ等は使わない簡単な沢遊び等も可能です。

詳しくはお問い合わせください。

 

 

・小学校高学年

 

ほとんど大人と同じように遊べます。

 体力や興味に合わせて、屋久島を楽しんでください!

水遊びも、10歳からはダイビングを含め全て解禁です。

 

縄文杉や宮之浦岳も行ける可能性が高いですが、楽しめるかどうかは別問題なので慎重に決めましょう。

体力のある子供でも、長距離を歩くと足の裏にダメージが蓄積されてしまいます。

どうしても足の裏の皮は大人よりも薄いため、最後の数時間は一歩一歩が辛くなってしまう可能性があります。

分厚い登山用の靴下を履くことである程度は予防出来ますが、最終的には根性が必要です。

モチベーション・体力・装備をしっかり揃えて挑戦してくださいね。

 

MOSSYでは、全てのツアーが可能です。

アレンジや相談も可能なので、気楽にお問い合わせください。